演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

シャントPTA直後の血管径の早期再狭窄についての検討

演題番号 : O-0107

有阪 弘明:1、西野 克彦:1、堀越 亮子:1、井上 真:1

1:茨城県立中央病院 透析センター

 

【目的】多くの施設ではシャントPTAの評価は、PTA終了直後の撮像でなされている。PTA後当日の透析後や数日後の内シャントエコーから推定される血管径はバルーンの径によらず4mm前後であるという報告がある。我々はシャントPTA後の早期の再狭窄について検討した。 【方法】PTA(non-con、semi-conに分類)、PCBについて手技終了直後、5分後、10分後、15分後に順行性に内シャント造影を行い、内径を計測し、その変化を調べた。 【結果】全体では平均1.75mmの狭窄病変はPTAで3.47mmまで拡張された。選択したバルーン径4、5、6mmに対してPTA直後の最小狭窄径はそれぞれ2.94、3.06、3.75mmといずれも4mm以下であった。時間経過では、直後3.13、5分後2.88、10分後2.92、15分後2.91mmで直後5分で8.0%再狭窄し、15分後には7.4%の狭窄までやや回復することが判明した。non-conとsemi-conで有意差はないが、PCBでは再狭窄がほとんど起きないことがわかった。 【結語】6mmバルーンを選択してもPTA後の血管径は4mm以下である。PTA直後血管内径は5分後に最大再狭窄する。

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