演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

バスピライザーによる経皮的血栓除去のシャント開存について

演題番号 : O-0105

田中 啓之:1、平井 俊行:1、萬代 新太郎:1、高橋 大栄:1、吉田 和香子:1、安藝 昇太:1、青柳 誠:1、田村 禎一:1

1:横須賀共済病院 腎臓内科

 

【目的】当院ではのべ942回のシャントPTAを実施し、シャント閉塞に対しては透視下経皮的血栓除去をおこなってきた。H21年本学会にて人工血管内シャント閉塞に対するバスピライザーの初期の有用性を報告したが、開存率等について今回報告する。 【方法】シャント閉塞に対し同カテーテル治療を実施した患者の調査をおこない、3ヶ月毎の開通率を12ヶ月後まで集計した。 【結果】38症例に対し43件のバスピライザーを使用した。治療患者は平均年齢71.6±13.4歳、内訳は自己血管内シャント12例、人工血管内シャント31例。36件(83.7%)の開通に成功した。2次開存率は、3ヶ月83.3%、6ヶ月81.5%、 9ヶ月74.1%、 12ヶ月70.4%であった。12ヶ月後に開存している症例では、その間2回以上の追加PTAが42.1%に実施されていた。血栓除去治療後1年以内に4症例死去した。 【まとめ】経皮的血栓除去法は観血的治療に比べ侵襲が少なく治療には有用であるが、その後の開存を保つためには頻回のPTAが必要となることも多い。

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