演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

発達不良シャントに対するPTA

演題番号 : O-0103

山本 愛:1、森本 章:2、山村 みどり:1、小橋 嵩平:1、辻本 吉広:1、下村 菜生子:1、藤原 木綿子:1、児島 康行:4、大道 武史:3、田畑 勉:1

1:井上病院 内科、2:井上病院 放射線科、3:大道クリニック 内科、4:井上病院 泌尿器科

 

【目的】発達不良シャントに対するPTAについて検討する。【対象】脱血不良や穿刺困難で2009年4月~2010年12月に当科を受診した患者のうち発達不良と考えられた14例のPTAについてその特徴を検討した。【結果】全14例中11例が糖尿病性腎症であった。シャント作成から初回PTAまでの期間は1ヶ月以内が4例、1~3ヶ月が4例、3ヶ月以上が6例。造影パターンでは側副路の発達が著明なものが5例、糸状狭窄型が7例、混合型が2例。使用したバルーンサイズは3mmが2例、3.5mmが3例、4mmが7例、4.5mmが2例。PTA後にシャントが発達したものは10例でうち5例は1回のPTAでシャントの発達が見られたが、残り5例は2回以上のPTAで発達が見られた。【結語】発達不良シャントに対するPTAは脱血不良の改善のみならず、シャント自体も発達できる可能性がある。発達不良シャントの患者はシャント再建が容易でないことも多く、その点からも発達不良シャントに対するPTAは有用であると考えられた。

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