演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

長期型バスキュラーカテーテルの適応病態と問題点

演題番号 : O-0086

佐藤 元美:1、葛谷 明彦:1、加納 康子:1、渡邊 達昭:1、西尾 文利:1、田中 恵美子:1、露木 幹人:1、天野 泉:2

1:社会保険中京病院 腎・透析科、2:名古屋バスキュラーアクセス天野記念診療所

 

【目的】長期型バスキュラーカテーテル(LVC)であるソフト・セル(SC)およびショーン・カテ(Schon)の適応病態・選択基準やそれらの臨床成績を比較・検討した。 【対象および方法】SC留置16例,Schon留置39例を対象とした。留置時の病態,留置後合併症,使用期間,予後等を評価した。 【結果】心機能低下・心不全を主な留置理由とする例は両カテーテルとも50%程度を占めていた。また、SCは留置の簡便性などからより重症例に留置される傾向にあった。SCの平均留置期間は4ヵ月であり、Schonでのそれは13ヵ月で13例において12ヵ月以上(最長91ヵ月)留置された。1年生存率はそれぞれ10%,32%で、死因はいずれも敗血症,心血管合併症が大半を占めていた。 【結語】現時点では、患者状態や予後等を考慮してカテーテルを選択・使用している。SCをより長期に留置した際の合併症や予後などの検討は必要と思われた。

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