演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院におけるバスキュラーアクセス関連手術症例の検討

演題番号 : O-0071

福岡 正人:1

1:新日鐵広畑病院 血管外科

 

【はじめに】透析患者にとってバスキュラーアクセスは命綱であり、いかに今のシャントを温存していくか非常に重要な課題である。今回、当院におけるバスキュラーアクセスのStrategyを示すとともに、バスキュラーアクセス関連手術症例を検討したので報告する。【対象】1999年6月から2010年12月まで、当院で施行したバスキュラーアクセス関連手術症例1464例のうち、シャント作成とシャントPTAを除いた、バスキュラーアクセス関連手術症例50例を検討した。【結果】手術の内訳は自己血管内シャント(AVF)症例が30例で、内訳は動静脈瘤14例、静脈高血圧12例、ラージシャント2例、動脈(静脈)皮膚瘻が2例であった。人工血管 (AVG) 症例は20例で、内訳はグラフト感染11例、仮性瘤5例、スチール症候群1例、Seroma1例、遺残閉塞グラフト2例であった。シャント温存が可能であった症例はAVF例では30例中26例(86.7%)、AVG例では20例中7例(35.0.%)であった。【結語】AVG感染例でのシャント温存は困難であったが、AVFの動静脈瘤はシャントの温存手術が可能であった。

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