演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析条件の差異による疲労感の検討

演題番号 : O-0040

星野 大吾:1、戸田 晃央:1、井上 真:1、有阪 弘明:1

1:茨城県立中央病院 透析センター

 

【目的】4~5時間の標準的な血液透析では、透析施行後の強い疲労感を訴えるケースが多くみられる。 深夜長時間透析において、透析後の疲労感軽減と透析量の確保が成されているか、検討・考察を行った。  【方法】疲労感の程度をVisual analog scale(VASスケール)を用い、最小を疲労感なし、最大を想像しうる最大の疲労感としアンケート調査を行った。 疲労感スコアと透析条件、採血データとの関連を検討・考察した。  【対症】外来透析患者を対象とし、標準的透析群、深夜長時間透析群の二群に分類した。 標準的透析群(平均透析時間4.6時間、平均年齢68.2歳、平均透析歴2.2年、DM6名・非DM4名の計10名) 長時間透析群(8.0時間、45.4歳、2.3年、DM6名・非DM7名の計13名)  【結果】標準的透析群の疲労度スコアは4.3、長時間透析群では1.4と低値を示し、疲労感が非常に軽度であった。 Kt/Vはそれぞれ1.50、1.79であり、長時間透析群では非常に良好な透析量が確保されていた。  【結語】深夜長時間透析では透析後の疲労感軽減を図りながらも、十分な透析量の確保が可能である。

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