演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

In-center nocturnal hemodialysisにおける透析効率の検討

演題番号 : O-0039

山川 智之:1、竹田 聡子:1、小北 克也:1、庄司 繁市:1

1:白鷺病院

 

【目的】2010年8月に当院で開始したnocturnal hemodialysisの透析効率を検討する。 【方法】当院にて深夜帯に長時間(5.5~7.5時間、QB180~300ml/分)透析を行う8名(男性7/8名、47.6±9.3歳)の患者について、移行前の維持透析(4~6時間、QB200~280ml/分)との透析効率を前後の血液検査及び排液検査により比較した。 【結果】Kt/V:1.67→2.32、リン:5.1→3.7(mg/dl)、BMG:28.6→26.3(mg/L)とそれぞれ低下した。リン、BMGの除去量は有意な増加を認めなかった。アルブミンの除去量はダイアライザーを前後で変更した1例を除き増加した。移行前に透析後低カリウム血症を認めた2例は食事指導により移行後改善、低カリウム血症を呈する患者はいなかった。 【考察】小分子の除去効率が特に改善した。除去量の増加が見られなかったのは透析前値の低下が原因の可能性がある。透析後の低カリウム血症が懸念されたが透析条件の設定と食事指導でコントロール可能であった。In-center nocturnal hemodialysisは社会復帰を容易にし、かつ長時間透析の効果が期待できる。

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