演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

積層型ダイアライザーAN69膜使用の臨床評価~V型PS膜から変更して~

演題番号 : O-0023

桜沢 貴俊:1、田中 光:1、中村 啓章:1、清水 和明:1、塩澤 勉:1、牧野 靖:2、田村 克彦:2、長澤 正樹:2

1:篠ノ井総合病院 臨床工学科、2:篠ノ井総合病院 腎臓内科

 

【目的】透析患者の長期・高齢化が進み、PAD等の心血管合併症の出現によりQOLの低下をきたし、透析困難を示す症例を経験する。今回、V型PS膜からAN69膜へダイアライザーを変更し良好な結果を得た症例を経験したので報告する。 【対象・方法】V型PS膜使用中、ABI低値を示した当院慢性維持透析患者6名を対象に、AN69膜へ変更し、溶質除去特性および末梢循環(SPP)の測定、その他臨床症状の比較検討を行った。 【結果・考察】小分子のクリアランスはV型PS膜で有意に高値を示したが、クリアスペースではAN69膜が高値を示した。低分子蛋白では、AN69膜ではALBのリークは認められなかった。HD前後のSPPの変化はAN69膜で少なかった。その他透析中の諸症状についてもAN69膜で軽微であった。 【まとめ】今回の対象患者においては、高性能のV型PS膜より積層型ダイアライザーAN69膜が適していることが示唆された。

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