演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

特定積層型AN69膜の臨床評価

演題番号 : O-0022

鹿又 一洋:1、鳴海 敏行:1、藤森 貴史:1、田中 陽平:1、本多 仁:1、大濱 和也:1、竹中 恒夫:2、鈴木 洋通:2

1:埼玉医科大学病院 血液浄化部、2:埼玉医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】AN69膜へ変更した患者の微小循環動態および栄養状態の変化を検討した。 【対象・方法】対象はIV型ダイアライザーからAN69膜へ変更した外来維持透析患者7例(男性3例、女性4例、平均年齢74.3±11.3歳)。微小循環動態の評価には足底部の皮膚灌流圧(SPP)を変更後9ヶ月目で測定し、また、栄養状態の推移(透析前Alb値、GNRI、nPCR、%CGR)を膜変更前後で比較検討した。 【結果】SPPは5例において72.5±14.0mmHgから81.8±18.0mmHgへと改善傾向を示した。また、%CGRは78.8±26.0%から9ヶ月目において82.4±30.1%と上昇傾向を示した。GNRIにおいては変更後3ヶ月から上昇がみられ、9ヶ月目では90.4±6.6から94.8±2.6と上昇を認めた。 【考察】AN69膜の使用により、末梢の循環動態を改善させGNRIと%CGRが上昇したことから、栄養障害のリスクが軽減でき全身状態が改善される可能性が示唆された。 【結語】AN69膜を使用する事で、栄養状態の改善が期待出来る。

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