演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

積層型ダイアライザーAN69膜のブラジキニン反応性の6カ月間での検討

演題番号 : O-0021

高橋 一貴:1、小川 哲也:2、松田 奈美:2、近藤 昭之:1、林 秀輝:1、麓 真一:1、石田 秀岐:1、関口 博行:1、伊藤 恭子:1、安藤 哲郎:1、安藤 義孝:1、新田 孝作:2

1:平成日高クリニック 人工腎臓センター、2:東京女子医科大学 第4内科

 

【目的】積層型ダイアライザーAN69膜は維持透析患者においてブラジキニン(BK)上昇による末梢循環改善作用が近年報告されている。昨年、本学会で下肢血流障害のDM患者のAN69膜使用時のBK値が対照群と比較して上昇を認めるが動脈硬化程度によりBK反応時間が異なることを報告した。今回、6カ月使用におけるBK値の経時変化について検討した。【対象および方法】ABI測定にて下肢血流障害(ABI<0.9、ABI>1.2)が認められた維持透析患者25名に対しAN69膜使用同意が得られた患者(ホスパル群)10名と対照群13名に分け6カ月の経時変化を検討した。AN69膜開始時と6カ月目のBK値をA側回路より透析開始時に測定した。【結果および考察】ホスパル使用群においてAN69膜使用前と6カ月目ではBK値は有意に上昇した。【結論】AN69膜によるブラジキニンの上昇作用は6カ月の使用によりさらに増強され血流改善に寄与する可能性が示唆された。

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