演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

新たに開発されたAPS-EA(V型)とハウジングデザインの異なるFX-S220(V型)の性能評価

演題番号 : O-0012

長谷川 知輝:1、新井 康介:1、半田 光:1、須藤 麻衣子:1、芝本 隆:1、佐野 直人:2

1:秀和綜合病院 臨床工学部、2:すがも腎クリニック

 

【目的】V型ダイアライザAPS-21EA(EA)とハウジングデザインの異なるFX-S220(FXS)の溶質除去能、生体適合性およびPVP溶出性を比較検討した。 【方法】APS-21SAを使用する6名の患者を対象に、EA(2.1m2)とFXS(2.2m2)に変更し評価した。各ダイアライザを2週間使用し最終透析時に採血した。評価項目は溶質除去能は小分子量物質、低分子蛋白の除去率、除去量、クリアランス、クリアスペースを算出し、生体適合性は血液有形成分動態と膜からのPVP溶出量を測定した。ダイアライザ以外の透析条件に変更はない。 【結果】小分子量除去能はEAでFXSに比べCreatとUAで高値を示した。低分子量蛋白の除去能はβ2MGとα1MGは両者に差はなかった。血液有形成分動態は両者に差はなく、PVP溶出量はEAとFXSは同等の値を示した。 【考察】EAの溶質除去能はFXSに比べ小分子量領域で高値を示した。血液有形成分動態およびPVP溶出量はEAとFXSに差がなく生体適合性に優れた膜と考える。

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