演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

新たに開発されたV型透析器APS-EAの性能評価

演題番号 : O-0011

田中 愛:1、高橋 雅彦:1、菅野 有造:2、星野 武俊:3、佐野 直人:4、芝本 隆:5、小笠原 陽:1

1:小笠原クリニック、2:東京医科歯科大学医学部附属病院 血液浄化療法部、3:明理会中央総合病院、4:すがも腎クリニック、5:秀和綜合病院

 

【目的】Alb漏出量の低減を目的に開発されたV型透析器APS-21EA(EA)の性能評価を溶質除去能と流動状態においてIV型透析器APS-21SA(SA)と比較し検討を行った。 【方法】慢性透析患者6名を対象に、1)EAとSAを2週間使用しクリアランス(CL)、除去量、除去率(RR)、Alb漏出量を測定した。2)流動状態の検討として透析液出口本管(A)にバイパスライン(B)を設置し、AB間のNa濃度差と透析液入口からA原液を注入し出口側電導度変化を観察した。 【結果】1) EAとSAのCLはUN:196.2、196.0、β2-MG:76.0、73.7(mL/min)、β2-MGの除去量は274.2、261.8(mg/session)、RRはPRLとα1-MGでSAに比しEAで高値を認めた。Alb漏出量は1.9、0.4(g/session)だった。2)流動状態は両透析器とも類似した特性を示した。 【結語】SAと同等の良好な流動状態を有したAPS-21EAは、Alb漏出量をIV型透析器に近づけたことで、安定した臨床使用が可能なV型透析器と考える。

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