演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

アルブミン漏出を低減させたAPS21EAの性能評価

演題番号 : O-0010

橋本 貴仁:1、野木 雅仙:1、佐野 直人:2、芝本 隆:3、野中 達也:1、星野 正信:1

1:清湘会記念病院 臨床工学部、2:すがも腎クリニック 臨床工学部、3:秀和綜合病院 臨床工学部

 

【目的】旭化成社はAlb漏出を低減させたV型APS21EA(EA)を開発した。そこで、EAの溶質除去能および生体適合性をIV型TS2.1UL(TS)と比較検討した。【方法】透析患者6名を対象に1)溶質除去能をクリアランス(CL)、除去率(RR)、除去量、Alb漏出量で評価した。測定項目はUN、Crea、UA、IP、β2MG、α1MGである。2)生体適合性をWBC、PLT、酸化ストレス、(d-ROMs、ペントシジン、皮膚AGEs、MDA-LDL)から評価した。【結果】1)CLは全ての項目でTSに比べEAで高値を示した。RRは小分子量物質で両者に差はなくβ2MG、α1MGでTSに比べEAで高値を示した。小分子量物質の除去量は両者で差はなくα1MGでTSに比べEAで高値を示した。Alb漏出量はTSに比べEAで高値を示した。2)WBCは同じ動態を示しPLTはTSで低下した。d-ROMsは両者で透析前に比べ240分後に上昇し、ペントシジン、皮膚AGEs、MDA-LDLに変化はなかった。【総括】EAは小分子から低分子蛋白領域の除去能に優れAlb漏出を低減させたダイアライザである。

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