演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

IV型ダイアライザーAPS-25SAとV型ダイアライザーPES-19SEαecoの臨床性能比較

演題番号 : O-0009

小野塚 謙:1、今井 正:1、樋口 徹:1、鈴木 尊:1、今井 健:1、今井 淳奈:1、高野 正也:1、鈴木 健介:1

1:(医)喜多町診療所 透析室

 

【目的】ダイアライザーIV型旭化成APS-25SA(APS)から、V型ニプロPES-19SEαeco(PES)へ変更した際の臨床性能を比較検討する。 【方法】透析条件QB300ml/min、QD500ml/min、時間4.5h・4h・4hの維持透析患者6名を対象に2週間クロスオーバーで使用。 BUN、UA、Cr、iP、β2-MG、Myo、α1-MGのクリアランス、除去率、除去量、クリアスペース、Albの漏出量を評価項目とする。 透析モニターHD02にて実血流量測定。 【結果】クリアランスでは小分子量物質で膜面積の大きいAPSが高値を示すが、除去率・除去量では、同程度の除去特性であった。 低分子量蛋白領域ではPESがAPSに比して高値を示し、V型透析器の特性が示され、Alb漏出量も0.6gと抑えられた。 【結論】V型PES-19SEαecoに切り替えることで、小さい膜面積で治療でき血液容量を10ml抑えることができるため、身体への負担軽減につながる。 またAlbの漏出を抑えつつ、低分子量蛋白領域の除去性能の向上により透析合併症に対する効果が期待できる。

前へ戻る