演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

PES-SEαeco(V型)とPES-Eαeco(IV型)との性能比較

演題番号 : O-0008

和泉 雅絵:1、高室 昌司:1、日高 寿美:2、小林 修三:2

1:湘南鎌倉総合病院、2:湘南鎌倉総合病院 腎免疫血管内科

 

【目的】新たに開発されたダイアライザーPES-SEαecoは、β2MGの除去性能はV型に分類されるが、ALBの喪失は少ないという特長をもつ。今回、既存のIV型ダイアライザーPES-Eαecoとの性能を比較評価し、報告する。 【対象・方法】IV型PES-19Eαecoを使用中の維持透析患者6名を対象とし、採血と透析液排液中の溶質測定を施行した。各種の小分子量物質及び低分子量蛋白の除去性能、生体適合性を評価した。次に、ダイアライザーをV型PES19-SEαecoに変更後、同様の検査を施行し、比較した。 【結果】IP・Kの除去率、BUN・Cre・IPのクリアスペースはIV型PES19-Eαecoが有意に高値を示し、α1MGのクリアスペースはV型PES19-SEαecoが有意に高値を示した。β2MGの除去性能は両ダイアライザーで差がなく、ともに排液中のALBは微量であった。WBCの変化率は透析開始後15分後においてV型PES19-SEαecoの方が有意に低値だった。 【まとめ】V型PES-SEαecoは低分子蛋白除去に有効なダイアライザーであり、生体適合性がすぐれていた。

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