演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ポリスルホン膜ダイアライザNV-21Xの臨床評価

演題番号 : O-0007

大澤 貞利:1、山本 英博:1、伊藤 正峰:1、小半 恭男:1、久島 貞一:1

1:釧路泌尿器科クリニック

 

【目的】東レ社製ポリスルホン膜ダイアライザのトレライトNVシリーズは、新規ポリマー技術により膜への蛋白吸着抑制が期待される。このポリマー技術を用いたNV-21Xを検証した。【方法】安定維持透析患者6名を対象とした。QD500mL/min、QB300mL/min、透析時間4時間の条件で、NV-21X(NV)とPES-21Sαeco(PES)を比較検討した。【結果】UN、CrのCLはNV248.6±7.2、161.9±37.3mL/min、PES261.1±90.2、183.9±11.0mL/min、除去率はNV73.0±6.7、66.8±6.6%、PES72.0±6.6、63.3±8.3%であった。β2-MG、α1-MGのCLはNV84.4±4.0、4.3±0.6mL/min、PES83.2±4.3、2.7±0.5mL/min、除去率はNV75.6±5.7、23.6±2.2%、PES73.5±7.3、18.4±6.7%、アルブミン漏出量はNV1913.6±520.1mg、PES956.8±261.4mgであった。【結語】低分子量蛋白はNVのほうが多く除去できるが、アルブミン漏出量も多くみられた。小分子量物質の透析開始1時間後CLはPESが高値であるが、除去率ではNVが高値となり、新規ポリマー特性が関与する可能性が示唆された。

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