演題情報

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開催回
第57回・2012年・札幌
 

腹膜透析患者における血管内皮機能と腹腔内no代謝の検討

演題番号 : P-1-046

岡 朋大:1、藤本 靖郎:1、笛木 孝明:1、春名 克祐:1、藤本 壮八:1、堀家 英之:1、佐藤 稔:1、駒井 則夫:1、佐々木 環:1、柏原 直樹:1、望月 精一:2

1:川崎医科大学腎臓内科、2:川崎医療福祉大学医療技術学部臨床工学科

 

【目的】腹膜透析患者における血管内皮由来の一酸化窒素(NO)は生命予後と腹膜機能との関連が報告されている.我々は腹膜透析での腹腔内NO代謝は血管内皮機能と関連していると仮説を立て,検証のため臨床研究を行った.【方法】当院で外来加療し書面にて承諾を得た腹膜透析患者を対象に血流依存性血管拡張反応検査(FMD)とNOセンサーによる腹膜透析排液中のNO濃度,及び身体所見, 血液検査, fast PETによるD/Pクレアチニンを測定した.【結果】対象となった腹膜透析患者は21人(男性:13人, 女性:8人, 平均:62.8歳, 平均透析歴:36.1ヶ月)であった.FMD(%)は透析排液中のNO濃度と正の相関を認めた. しかしFMDは年齢及び腹膜透析歴,D/Pクレアチニンとは有意な関連は認めなかった.【結論】今回我々は腹膜のNO産生と四肢血管との関連を確認した. 腹腔内のNO代謝は血管内皮由来で全身の血管内皮機能を反映することを示唆された.

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