演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院におけるシャントエコーとPTAの関連

演題番号 : O-0191

瀬川 裕佳:1、薗村 和宏:1、江川 雅博:1、上野 里紗:1、原 将之:1、大谷 麻衣:1、川崎 由佳:1、八田 告:1

1:近江八幡市立総合医療センター

 

【背景、目的】近年、透析シャント狭窄において、PTAを行う基準として上腕動脈のvolume flow(以下、VF)が用いられる事が多い。VF300ml/min未満をPTAの絶対適応、500ml/min未満を相対適応とされているが、PTAを行うか否かの最終判断は医師に委ねられている。当院においてこの基準にどの程度準拠しているか検討した。
【方法】横断研究。平成21年7月から施行した816回のシャントエコー(PTA後・人工血管以外)につき、PTA(またはシャント再造設)施行との関連を検討した。PTA施行基準は狭窄や閉塞があり、血液透析が困難または将来困難になると予想される症例。
【結果】PTA施行率は300ml/minで68.8%(132/192)、500ml/minでは46.9%(165/352)であった。
【考察】VF300ml/min未満の3割程度が経過観察となっていたが、その中には1~2か月後にシャントトラブルを起こした症例も多かった。当院での判断の甘さが浮き彫りになった結果であり、より早期の介入を検討する必要がある。

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