演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者の心房細動における3次元スペックルトラッキング心エコーを用いた左房機能の評価

演題番号 : O-0100

佐藤 英麿:1、長尾 吉正:1、古田 昭春:1、野々村 浩光:1、苅谷 達也:2、長田 紀淳:2、田中 隆平:2、澤田 重樹:2、後藤 紘司:2

1:(医)澤田病院 腎臓病センター、2:(医)澤田病院 内科

 

【目的】心房細動(AF)はうっ血性心不全の原因となり、頻拍時には透析困難症の原因ともなる。これまで3次元スペックルトラッキング心エコー(3DSTE)にて得られた左房の容積と機能から肺動脈楔入圧(PCWP)が推定できることを報告した。これを用いてAFを合併する血液透析患者の左房機能の評価を行った。
【対象・方法】透析患者AF22例 71±9歳(AF)、心機能正常透析患者22例 71±9歳(HD)、健常者20例 71±9歳を対象とし、3DSTEによる左房機能を比較検討した。
【結果】左房容積係数は健常者<HD<AF(30、45、66mL/m2 p<0.05)、左房のtotal EFおよびactive EFは、健常者=HD>AF(46、46、25%および32、32、17% p<0.05)。左房容積と機能より推定されたPCWPは健常者<HD<AF(6.9、9.1、16.7mmHg p<0.05)であった。
【結論】心房細動を合併する透析患者の左房は、拡大と機能低下を認め、PCWPの上昇が推定された。

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