演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者を対象としたEndo-PAT法による血管内皮機能検査

演題番号 : O-0098

富山 健大:1、北村 真:1、新井 貴士:1、深井 岳志:1、山崎 英隆:1

1:帝京大学ちば総合医療センター

 

緒言:血管内皮機能検査には上腕動脈の血管径を測るFMD法と指尖容積を量るEndo-PAT法がある。前者は検査者によるばらつきが大きい事が難点で、後者は簡便で再現性が高い検査法であるが、両手の指を使用するためシャントの影響が懸念され、今まで透析患者を対象とした報告はなかった。
方法:当院で維持透析を行っている23名の患者に対し、エンドパット2000(Itamar社)を用いて透析前後で血管内皮機能検査を行った。駆血は非シャント肢に行い、標準的なRHI(反応性充血指数)測定と共に、両手の指尖容積変化を独立して解析した。
結果:シャント肢をコントロールとした場合でも、非シャント肢の駆血解放後に反応性指尖容量増加が明確に認められ、Endo-PAT法は透析患者でも使用可能であることが明らかとなった。また、透析前後でのRHI値をみると、透析後に増加(改善)している症例が多く認められた。
考察:透析前後のRHI値への血圧や除水の影響、原疾患や透析歴、CKD-MBDの影響などについて検討して報告する。

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