セッション

網膜は常に酸化ストレスにさらされています。近年の研究により、ブルーライトは網膜で活性酸素を発生させ、網膜疾患を引き起こす要因の1つと考えられるようになりました。
 ルテインは強い抗酸化作用をもったカロテノイドの1種で黄斑部に多く存在しており、ブルーライトをカットするフィルター機能と活性酸素を除去する抗酸化機能を発揮して、網膜を保護しています。
 近年、米国において行われた大規模前向き試験AREDS/ AREDS2では、加齢黄斑変性の発症予防に抗酸化ビタミンとミネラルさらにルテインとゼアキサンチンからなるサプリメント摂取の有用性が示されました。さらに、最近では、ルテイン摂取によって前駆病変を有する眼の視機能が改善したという報告もあります。また、中心性漿液性網脈絡膜症(CSC)に対するルテインの効果についても報告されています。
 本セミナーでは、臨床経験が豊富なお二人の専門家に、加齢黄斑変性と中心性漿液性網脈絡膜症に対するルテインの有用性について解説していただきます。視機能の維持は患者さんのQOLを考える上で最も大切なことです。患者さんに「見える喜び」を維持していただくために、治療のみならず予防を推進することも我々眼科医の務めと考えています。明日からの診療に有用な情報が得られるセミナーになると期待しております。
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